地域のブランド米がなくなるかも?!私たちにできること

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おはようございます。管理栄養士の力武ひかりです。温かくなり、色の濃い野菜がスーパーに並ぶようになりました♪野菜を買い過ぎて、5種類ほどおかずを作ることもしばしば!食事が野菜中心になって嬉しいです♪この時に欠かせないのがお米ですね。
今日はこのお米についてあるニュースを耳にしたので、皆さんに分かり易くお伝えしたいと思います!

目次

  • お米に関連する法律“種子法”
  • どんなところに影響があるの?
  • まとめ~私たちにできること~

お米に関連する法律“種子法

種子法って何?

種子法(主要農産物種子法)とは米、麦、大豆の3種類について、優良な種子の安定的な生産と普及のために制定された法律です。この法律により都道府県が、地域に合った品種を農業試験場等で開発・生産または民間の生産者の種を品質評価しています。そして、この運営に必要な予算の手当などは国が担ってきたのです。

今回、2018年4月1日にこの種子法の廃止が決定しました。

なぜ廃止するの?

政府や農林水産省は「国が管理するしくみにより民間の品種開発意欲が阻害されているから」と説明を行いました。現在、都道府県が大部分の種を開発しているので、民間の企業による積極的な介入を目指して廃止されることとなりました。
今は流通・生産の発達により、主要産物が不足する時代ではなくなってきたことも背景にあると思います。

どんなところに影響があるの?


タイトル通りですが、地域のブランド米の生産量が減少する、もしくはなくなる可能性があると思います。
分かりやすく説明したいので、福岡県のお米『夢つくし』を例に挙げます。このお米は福岡県の筑後川を利用して作られており、県内のみで生産しています。夢つくしは福岡県農業総合試験場が10年という月日をかけて開発しました。これは種子法によって、予算が組まれていたためにできた品種です。

現在、お米の品種は日本国内で300種ほどありますが、民間のみで維持していくことは難しいでしょう。

まとめ~私たちにできること~

私は農業を仕事としておこなっていく上で、種子法のニュースを知ることができました。まずは皆さんの県でどのようなお米が、生産されているのか知ることが大切だと思います♪
野菜を作ることには手間がかかり、その分収穫できた時の喜びがあります。みなさんも米や野菜を育てる農業体験に参加してみたり、ご自宅でプランター栽培を始めてみて、農業と身近にふれあってみるのはいかがでしょうか。

お米の魅力についてはこちら
>>「米食べて、適度に動き、美肌保持。」

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力武 ひかり

GENPRESS(ジェンプレス)管理栄養士
明るい笑顔がチャームポイントの管理栄養士力武ひかりです! 自身の料理経験や知識を生かし、旬菜レシピや栄養について詳しくみなさんにお届けしていきます!管理栄養士として考案したレシピを皆さんに「試してみよう♪」と普段の生活の中で使っていただければ、幸いです。趣味:料理(和食がお気に入り!)・登山・ドライブ

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