老化の進行やがんを防ぐキャベツの効果|どのように食べる?

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おはようございます。キャベツは角切りサラダが好きな管理栄養士のせーかさん。です。みなさんはキャベツをどのように調理して食べることが多いですか?キャベツは生だけではなくロールキャベツといった煮込み料理だったり、温野菜など、いろんな調理に向いていますね。今回は老化の進行やがんを防ぐキャベツについてのお話しです。

がん予防の可能性があるキャベツ

がん予防のための食品をピラミッド型に並べた図をご存知でしょうか?
1990年にアメリカの国立がん研究所を中心に進められたデザイナーフーズ計画で、植物性食品によるがん予防の研究が行われ、下のピラミッド型の図が発表されました。
図のようにピラミッドの一番上の枠の中にあるように、キャベツはがん予防の可能性がある食品の中でも重要性が高いことが分かります。ではキャベツのどんな成分ががん予防に効果的なのでしょうか。

キャベツに含まれるがん予防に効果的な成分

グルコシノレート(からし油配糖体)
キャベツにはグルコシノレートという配糖体が含まれており、消化の過程でイソチオシアネートに変化します。このイソチオシアネートががん予防に効果があるのです。

ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの合成に関わっており、お肌にハリや潤い与えます。さらにビタミンCの抗酸化作用により、がん予防や老化防止に効果的です。いろんな野菜や果物に豊富に含まれています。キャベツ(生)100g中には41㎎含まれています。特に芯に多く含まれていますので芯まで食べたいですね。煮込んで食べると柔らかくなり芯も食べやすくなります。しかし、ビタミンCは水溶性ですのでゆでたり煮込んだりすると流れてしまいますので、お汁も一緒に召し上がってください。

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活性酸素除去力が約5倍アップする食べ方

ズバリ!!!ゆでたり煮たりすることで活性酸素除去力が生で食べるよりも約5倍にアップします。活性酸素が原因で起こる老化も普段の食事でキャベツを食べることにより、老化防止を期待したいですね。あくまでも基本はバランスのとれた食事ですので、いろんな食材を組み合わせて日々の食事を楽しんでください。

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最後に


キャベツのがんの予防効果についてご理解いただけましたでしょうか。今の時期は春キャベツが柔らかく甘みがあって美味しいですよね。キャベツは生でも温めても栄養が豊富です。アンチエイジングやがん予防、生活習慣病の予防のために、これからも普段の食事にキャベツを取り入れてください。選びのポイントは、色が鮮やかで春キャベツは軽く、夏と冬はずっしり重いものになります☆

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参考図書
・調理 保存 食べ方で 栄養を捨てない食材のトリセツ 主婦の友社 編 
・日本食品成分表 2015年版(七訂) 本表編,医歯薬出版 編
・スタンダード栄養・食物シリーズ5 食品学 -食品成分と機能性- 第2版 補訂,久保田紀久枝・森光康次郎 編

 

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東 聖佳(せーかさん。)

GENPRESS(ジェンプレス)管理栄養士
管理栄養士・健康食品管理士東 聖佳です。たくさんの人がより健康でより美しい日々をおくれますように、食と栄養に関する情報発信を行います!通販化粧品ブランドのGENPRESS(ジェンプレス)では、製品試験や書類の管理を行っています。みなさまがより綺麗になりますように、品質チェックや情報発信に真剣に取り組んでいます! 趣味はウォーキング、音楽、ライブ、食べることです。

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