福岡特産の博多蕾菜(つぼみな)で新陳代謝を活性化!
最近は日中が暖かくなり春も近づいているようなので、桜を見ながらピクニックをしたいなと計画中です。どこでお花見をするのか考えるとワクワクします♪お店に行くと桜を使ったお菓子や香りのするハンドクリーム等様々な商品があり、見ているだけでも楽しいですよね。
今回は春が旬の博多蕾菜(つぼみな)についてのお話です。実はこの博多蕾菜は福岡県で生産・出荷されており、全国的にはとても珍しい野菜なんですよ。
博多蕾菜ってどんな野菜?
博多蕾菜は、コリコリした食感と程よい辛味・春野菜らしい苦みが特徴の野菜です。旬の時期は、春(1~3月)です。アブラナ科の野菜で、大型からし菜の一種です。1株は4~5kgにもなる大きな野菜で、集合したわき芽の部分を収穫します。(芽キャベツに似た収獲方法ですね)福岡県のブランド野菜で、品種改良されて市場に出回るようになりました。
調理の仕方
パスタや天ぷら、スープと色々なレシピがあります。サラダとして生でも食べれますが、湯がく時はさっと湯を通してくださいね。天ぷらは塩だけで食べても十分に美味しいですよ。
新陳代謝を活性化する注目の成分!
GABA(γ‐アミノ酪酸)
博多蕾菜は、神経伝達物質であるギャバという成分を100g中40mg含み、血圧降下作用やリラックス効果が報告されています。さらに、うま味成分でギャバの前駆物質でもあるグルタミン酸も100g中600mgといずれも豊富に含んでいます((財)日本食品分析センター 分析試験成績書による。)
グルコシノレート
グルコシノレートはアブラナ科植物に含まれる成分で、すりおろしたり噛んだりすることでこれら野菜の細胞内に含まれる分解酵素と混じりあい、イソチオシアネートと呼ばれる辛味成分に変化します。イソチオシアネートは、発がん物質を解毒する酵素の活性を高める作用があります。
植物性アルカロイド
春野菜の独特の苦みは植物性アルカロイドという成分が元になっています。この成分は老廃物を体の外に出してくれる解毒作用の働きや新陳代謝を促す働きがあります。
さいごに
春が旬な野菜はほかにもふきのとうやたけのこ・新玉ねぎ等たくさんありますよね。春野菜は冬に下がりやすい新陳代謝を活性化させる働きもあるそうです。ぜひ食卓に一品春野菜の料理を作ってみてはいかがでしょうか。
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