頭皮が乾燥してカサカサするのはシャンプーが原因?正しい頭皮ケア
そのせいかいつも乾燥しがちで頭皮トラブルを抱えている人も多いのではないでしょうか。
今回は頭皮がカサカサする原因と正しい頭皮ケアについてご紹介します。
頭皮がカサカサする原因とは
頭皮が乾燥する原因としては、季節的なものやエアコンで乾燥している室内に長時間いたりすると髪の毛が乾燥するのに合わせて頭皮も乾燥してきますが、外出していると髪の毛に覆われている頭皮も、やはり紫外線の影響を免れることはありません。
紫外線が当たり続けることで頭皮の深く、真皮層のタンパク質が酸化・破壊され、正常なターンオーバーが出来なくなってしまいます。
新陳代謝がなされない頭皮は、どんどん古く、硬く、乾燥しがちになり、やがて代謝異常や血行不良を引き起こすことにもつながっていきます。
紫外線は浴びないわけにはいかないので、乾燥は防げないのではと思われるかもしれません。
しっかりと正しい知識を持っていれば十分予防やケアはできるので安心してください。
頭皮の乾燥を防ぐ頭皮ケア
頭皮の乾燥を防ぐには、正しい頭皮ケアをしていくことが大事です。
特に髪や爪など生命活動を行ううえでの優先順位が低い部位に関係する細胞は、栄養や水分の補給が後回しになってしまいます。
紫外線が多い季節というのは基本的に気温も高い季節です。
脱水症状などが起こりやすい時期でもあるため、頭皮細胞にとってはいつも以上に水分が枯渇しがちです。
そうすると、正常な働きが出来ない頭皮の中では健やかな髪を生み出す力も常に不足している状態です。
紫外線によってダメージを受けた頭皮が回復するためにも水分は大変重要なものですから、思った以上に足りていない水分をしっかりと意識して摂取する必要があります。
水分補給だけではなく、普段のシャンプーなどでもしっかりとケアをしていく必要があります。
まずはブラッシングをしっかりと行うと次のような効果が期待できます。
①頭皮や髪についたフケやゴミなどを取り除き、絡んだ髪をほぐし、毛髪環境を整えます。
②頭皮全体を刺激することによって皮脂分泌をうながします。髪全体に皮脂を行き渡らせることができ、艶やかな髪になります。
③適度な刺激により血行がよくなり、髪に栄養が届きやすくなります。
正しいブラッシング術はこちらをご参照ください!
>>>ブラッシングで「薄毛予防」これって本当?
こうしてしっかりとブラッシングをしてからシャンプーをしていきます。
フケやゴミをブラッシングで地肌から取り除いたら、「予洗い」で落としていきます。
この「予洗い」とはシャンプーで洗う前に、お湯で髪を洗うこと。
実は、髪や頭皮についたホコリや皮脂汚れの7割〜8割が、この「予洗い」で落ちると言われています。
予洗いが済んだら、いよいよシャンプーです。
シャンプーは泡で頭皮を洗うのがポイントです。
泡立てたらマッサージするように頭皮を洗っていきます!
泡が頭皮へ行き届くように、しっかり指の腹を使って頭皮を揉み、毛穴の汚れを吸い上げるようにマッサージしてください。
このときかゆみやフケがあるからと爪を立てて頭皮を傷つけたり、力を入れ過ぎないように気を付けましょう!
やさしく、マッサージしていて気持ちいいなと感じるくらいがベストです!
最後にすすぎです。
すすぎ時間の目安は、シャンプーの時間のおおよそ3倍です。
すすぐときのポイントは、頭皮にダメージを与えないようややぬるめのお湯・やや弱めの水圧で、ゆっくりたっぷり流すようにしてください。
特に重要なのは、「髪の毛」ではなく、「頭皮」をすすぐことです。
こうしてしっかりとすすぎができると皮脂汚れなどが取れるので、頭皮が清潔に保たれるようになります。
正しいシャンプーの方法はこちら
「美髪のキホン!知っているようで知らないシャンプー術」
すすぎが終わったら、しっかりタオルドライしてください。
これはドライヤーをかける時間を短くするために必須ですよ。
自然乾燥がいいと自然乾燥をされている人もいると思いますが、一歩間違うと髪や頭皮にトラブルを起こしやすいといわれています。
濡れたままの髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態です。
濡れたまま寝てしまうと枕との間で摩擦がおこり、絡まったりしてかえって髪を傷めてしまいます。
また、カビが発生しやすくなり頭皮トラブルの原因にもなるので、今はドライヤーを上手に活用する法が髪を傷めるリスクを減らすことができますよ。
正しいドライヤーのかけ方はこちら⇒「ドライヤーを味方に⁉ふんわり美髪ケア!」
それから地肌の乾燥が気になる人は、オイルを活用することもおすすめです。
使うタイミングは、シャンプーをするときにお使いのシャンプーに好きなヘアオイルを混ぜて使用します。
1回のシャンプー量に、2~3滴程度(髪の長さで調節してくださいね)をよく混ぜて洗髪をしみてください。
オイルの親油性で頭皮の脂詰まりを溶かしだし、健康な地肌へ導きます。
この時に頭皮マッサージができれば、地肌の乾燥や血行不良の改善にもなり一石二鳥ですよ。
パサつきやすい毛先や、カラー・パーマなどで傷んでしまった乾燥対策にも効果があります。
乾燥は気になるけど「オイルの頭皮マッサージがベタついて苦手」「シャンプーしてもベタベタしている感じがする」という方には、ベタつきが残りにくいシャンプーINがお手軽でオススメです。
頭皮ケアにも大事な食品選びのポイント
頭皮に栄養が行き渡らないと髪の毛に十分に栄養が行かずに抜け毛などの原因となります。
そのため、頭皮ケアには食習慣の見直しも大事です。
特に、髪の毛の主な構成成分はケラチンというたんぱく質です。
このケラチンはシスチンという含硫黄アミノ酸を含んでいますが、シスチンを体内で作り出すためにはタンパク質とビタミンB6が必要です。
また、亜鉛もケラチンを作り出すうえで重要な要素です。
また頭皮の細胞老化を防ぐためにはビタミンEやビタミンC、頭皮などの肌の保湿などに有効なビタミンAやB2も必要です。
ビタミンB群(B2、B6)やビタミンCは先程挙げた亜鉛の吸収を助けてくれる役割も持っています。
食事のなかでも脂質や炭水化物の過剰摂取は皮脂を多く作ってしまう原因になるため気をつけましょう。
こうしたことにも気をつけて内面からもしっかりと頭皮ケアしてくださいね。
正しい頭皮ケアのための食品選びはこちら⇒「悩み・症状別、食品選びのポイント|抜け毛が気になる」
まとめ
頭皮の乾燥を防ぐには、正しい頭皮ケアが必要ですが、紫外線対策やシャンプーなどの外側からだけではなく、生活習慣や食事など内側からもケアできるのがベストです。
睡眠をしっかり取ったり、栄養バランスの取れた食事をすることで頭皮に十分栄養を行き渡らせることも大事なことなので、こちらも合わせて取り組んでみてくださいね。
Kiranah Life(キラナライフ)編集部
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