頭皮ケアで抜け毛やかゆみ、ニオイなどの頭皮トラブル解消

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頭皮が乾燥したり、かゆみやニオイが出ているなら頭皮トラブルで頭皮がダメージを受けているのかもしれません。
そのようなときはしっかりとした頭皮ケアがおすすめです。
頭皮ケアをしながら髪も美しくなる方法を今回はご紹介します。

頭皮ケアの方法について

ブラッシングで頭皮ケア

ヘアケアの第一歩はブラッシング。
美しい髪を保つためには、ブラッシングはかかせません。
ブラッシングによる効果は大きく分けて3つ。
①頭皮や髪についたフケやゴミなどを取り除き、絡んだ髪をほぐし、毛髪環境を整えます。
②頭皮全体を刺激することによって皮脂分泌をうながします。髪全体に皮脂を行き渡らせることができ、艶やかな髪になります。
③適度な刺激により血行がよくなり、髪に栄養が届きやすくなります。

髪を傷めないブラッシングの方法

毛先のもつれをほぐすことから始めましょう。特に、ロングヘアの方はブロッキングしながらブラッシングを行った方が髪を傷めません。ブラシの毛先が地肌にあたるくらいの強さで、ゆっくり半回転させながら行います。力の入れすぎは頭皮を傷めるので注意しましょう。無理なブラッシングは逆効果です。スピーディーにブラッシングしたり、必要以上にブラッシングすることで摩擦が生じ、切れ毛の原因になったりして髪を傷めます。シャンプー後のような髪が濡れている時は髪が絡みやすい為、目の粗いものをつかいましょう。逆に、パサパサと乾燥している時は、ヘアオイルやヘアエッセンスをなどで少ししめらせると艶がでます。

シャンプー前のブラッシング方法

前から後ろへ、右横から左へ、左横から右へ、後ろから頭頂方向へブラッシングすると、ホコリやフケなどが浮き上がり効果的です。

通常のブラッシング方法

①まずは、毛先からほぐしていきます。できれば先に荒とき用の目の粗いブラシでとかしておくと絡まらず、痛みにくいですよ。

②ブラッシングブラシで生え際から頭頂方向に(前から後ろへ)

③後ろ髪もできれば2ブロックに分け、下側からブラッシング。

④最後は根元から全体にブラッシング。頭の形に沿うようにとかします

シャンプーで頭皮ケア

まずはブラッシング。シャンプーの効果を最大限に引き出すには、事前のブラッシングが必要不可欠です。ブラッシングには、大きく二つの役割があります。ひとつは物理的に外で付いた汚れを落とすこと、もうひとつは頭皮に適度な刺激を与えることで血行を促進することです。髪と頭皮を「すっぴん」の状態に近づけることで洗浄効果がUPし、また根元付近にたまった皮脂を毛先まで延ばすことで毛先まで潤いがUP!頭皮ケアの第1歩です。

次に「予洗い」です。指の腹で頭皮全体を揉み込むようにマッサージしながら、たっぷり2分以上はかけて「予洗い」をしてほしいのです!この予洗いを行うことでシャンプーを使った「本洗い」のとき、しっかりと泡立たせることができるようになりますよ♪

いよいよシャンプーです。
泡立てたらまたマッサージするように頭皮を洗っていきます!泡が頭皮へ行き届くように、しっかり指の腹を使って頭皮を揉み、毛穴の汚れを吸い上げるようにマッサージしてください。このとき爪を立てて頭皮を傷つけたり、力を入れ過ぎないように気を付けましょう!やさしく、マッサージしていて気持ちいいなと感じるくらいがベストです!
普段からスタイリング剤や整髪料、スプレー剤などを使用している場合は、シャンプー前の「プレシャンプー」がおすすめです。
プレシャンプーは汚れを取り除き、余分な皮脂を適度に落としてくれるので、その後に使用するシャンプーの効果を最大限に引き出してくれます。
すすぎの時間は十分に取りましょう。
すすぎ時間の目安は、シャンプーの時間のおおよそ3倍です。すすぐときのポイントは、頭皮にダメージを与えないようややぬるめのお湯・やや弱めの水圧で、ゆっくりたっぷり流すこと。特に重要なのは、「髪の毛」ではなく、「頭皮」をすすぐこと。頭のてっぺんからシャワーをあてると、上から水が流れて見た目では髪の毛全体の泡が流れ落ちますが、髪の奥にある頭皮には泡が残っています。洗い残しは頭皮ケアにとって最大の敵です。しっかりすすぎましょう。

ドライヤーで頭皮ケア

最近のヘアケア事情を考えると、ドライヤーを利用することをおススメします。以前はドライヤーのかけすぎが原因で髪が傷むといわれていましたが、最近のヘアケア製品はずいぶん改良されており、ドライヤーの熱を利用して、髪に艶を出すものが多くあります。これを活用しない手はないですよね!また、自然乾燥は一歩間違うと髪や頭皮にトラブルを起こしやすいといわれていることも理由の一つ。濡れたままの髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態です。濡れたまま寝てしまうと枕との間で摩擦がおこり、絡まったりしてかえって髪を傷めてしまいます。また、カビが発生しやすくなり頭皮トラブルの原因にもなるのです。

ドライヤーのかけ方と手順

①洗髪後は、しっかりタオルドライします。この時のポイントはこすらない事!

ドライヤーをかける時間は極力短く!そのためには、タオルドライが必須です。ただし、濡れた髪は傷みやすいので、こすったり、ゴシゴシ、ガシガシ拭くのはNG!キューティクルが傷んでしまいます。タオルで髪を挟んだら、「ポン・ポンッ」と叩くようにして水けをとりましょう。

②その後、粗目のブラシで髪を整えます。


スケルトンブラシなど目の粗いブラシ、または目の粗いコームで髪を整えます。この時、絡んだ髪を無理やり引っ張ったりせず、すこしずつ丁寧にとかしてください。また、間違っても目の細かいブラシを使わないように!キューティクルが傷んだり、切れ毛の原因になってしまいます。

③さぁ、準備ができたのでいよいよ髪を乾かします!まずは襟足から乾かしましょう!ポイントは毛先ではなく、根元を乾かす事!また、風を下から上にあてるのはNG!できるだけ横からあてましょう。

本来は、美容師さんがするようにブロッキングすると良いのですが、面倒ですよね。ですから、まず「襟足から乾かす」と覚えてください。ドライヤーは髪から15~20㎝くらいは離し、手櫛を使いながら襟足の根元から乾かします。できれば、同じ個所に熱が集中しないようにドライヤーを小刻みに揺らしながらかけると、熱によるダメージを最小限に抑える事ができます。美容師さんがドライヤーをかける時に行っている「フリフリ」する方法です。また、風を当てる角度は「髪と垂直」なイメージ。下からあてるとキューティクルが開いているので髪を傷めてしまいます。できるだけ横から風をあてるようにしましょう。

④耳横くらいの中間(サイド)を乾かします。この時も髪を手櫛で持ち上げ(すくい上げ)根元を乾かします。


この時も、ポイントは根元を乾かす事です。

⑤こめかみの辺り(サイドトップ)で一度髪を反対側に分け、手櫛で流しながら根元を乾かします。こうする事で、トップにボリュームがでやすくなり、ふんわり仕上がります。

⑥フロント、トップ、後頭部の髪を持ち上げながら根元を乾かします。


トップにもう少しボリュームが欲しいときは、トップの髪の毛をわしづかみして、温風→冷風にするとふんわり仕上がります。

⑦冷風を上から下方向に当てながら手櫛で髪を整えます。こうする事で今まで開いていたキューティクルがキュッと閉じて艶が生まれます。

⑧ドライヤーをかけ終わったら、ブラッシングブラシを使い丁寧にブラッシング。そうすることで、さらに艶がうまれます。その後もう一度手櫛でほぐすと「ふんわり」仕上がりますよ。

マッサージで頭皮ケア

頭皮のマッサージというと、「頭皮マッサージ」ですよね。
頭皮を正しくマッサージしてあげることで、血行促進やリラックス効果など、さまざまな効果が期待できるのです!
実際に次のような効果が期待できます。

血行促進
ストレスの緩和
眼精疲労の軽減
リラックス・リラクゼーション
顔の血色改善・リフトアップ
頭皮のたるみ・くせ毛・抜け毛の予防
肩コリ・首コリの緩和

また頭皮マッサージはブラッシングでもマッサージ効果が期待できますが、シャンプー前にオイルを使った頭皮マッサージを行ってからシャンプーするとさらに効果的な頭皮ケアになります。

実際にシャンプー前に行う頭皮マッサージをご紹介します。

頭皮クレンジングの手順

ヘアブラシを使って、髪全体の汚れを軽く落としておきます。
髪の量に応じて、100円玉~500円玉大のオイルを手に取ります。
指の腹を使ってオイルをやさしく塗り込みながら、側頭部、後頭部、頭頂部、前頭部とこめかみをマッサージ。
最後は、痛気持ちいいぐらいの強さで頭皮全体を動かすように揉みます。
蒸しタオルやシャワーキャップをかぶり、5分ほど待ってオイルを浸透させます。
シャワーを髪全体にかけて、しっかり予洗い。
いつも通りにシャンプー♪
血行促進して頭皮の健康状態を良好にしていくことが頭皮ケアの基本です。

オイルで頭皮ケア


髪のパサツキに効果のあるヘアオイルですが、お使いのシャンプーに好きなヘアオイルを混ぜて使用できます。1回のシャンプー量に、2~3滴程度(髪の長さで調節してくださいね)をよく混ぜて洗髪を。オイルの親油性で頭皮の脂詰まりを溶かしだし、健康な地肌へ導きます。この時に頭皮マッサージができれば、地肌の乾燥や血行不良の改善にもなり一石二鳥ですよ。

生活習慣の改善で頭皮ケア

食事の改善、漢方やハーブ、アロマ、ストレスフリーの習慣づくりなどの自然療法も役に立ちますが、基本的には栄養バランスの良い食事やしっかりとした睡眠など生活全般を見直していくことでホルモンバランスも整い、頭皮ケアにつながっていく仕組みです。

まとめ

頭皮ケアはいろいろな方法があります。
すぐに変化が出るものではないので、毎日の生活に取り入れて楽しみながら頭皮を健康にしていくと、やがて美しい髪を手に入れることができるようになります。
美しい髪になるために頭皮ケアに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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Kiranah Life(キラナライフ)編集部

Kiranah Life(キラナライフ)では、 大人の女性が「ちょっといい自分」になるための美と健康のお役立ち情報をお届けしています。 美髪やヘルシーごはんについてなど、美容の専門家と管理栄養士が美と健康についての情報を発信していきます!!

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