はしか(麻疹)の感染に注意!症状と予防
GW真っ只中、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。
4月上旬に沖縄ではしかの感染が広がっているというニュースをみました。
はしかは感染力が強く、大流行の危険性もあります。
今回は、はしかにかかった際の症状や予防方法についてご紹介します。
目次
- はしかはどのように感染するのか
- はしかの症状
- はしかの予防はワクチン接種
- おわりに
はしかはどのように感染するのか
はしかは、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
空気感染、飛沫感染、接触感染により、人から人へ感染します。
非常に感染力が強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%感染すると言われています。
はしかは春頃から初夏にかけて流行する感染症で、今回の沖縄の様に海外からの渡航者が多い地域で流行する傾向もあります。
はしかの症状
はしかは、10~12日の潜伏期間ののち発熱や咳など風邪のような症状を発症します。
38℃前後の発熱が2~4日ほど続き、だるさや鼻水、結膜炎症状などが現れます。
その後、いったん熱は下がりますが、再び高熱が出るとともに、発疹が現れます。
発疹は、耳や首、額などから始まり全身に広がりますが、その間も高熱が続きます。
発疹出現後3~4日程度で発熱は治まり、次第に回復へ向かいます。
このようにはしかによる症状は1週間以上続くために、免疫力が低下し合併症を引き起こす危険性も高くなります。
合併症の中でも特に、死亡率が高いのが肺炎です。
その他にも、脳炎や中耳炎など注意が必要な合併症もあります。
このように症状も長く、合併症のリスクもあるため入院を要することもあり、重症な病気といえます。
はしかの予防はワクチン接種
はしかは、麻疹ウイルスが空中を浮遊し、それを吸い込むことで感染します。
マスクをしても感染を防ぐことは難しいと考えられます。
はしかに対しては、ワクチン接種が有効です。
ワクチンを接種することで、95%以上の人が免疫を獲得できると言われています。
さらに、2回目のワクチン接種をすることで99%以上の人が免疫を獲得できると言われています。
はしか(麻疹)のワクチン接種に関しては、厚生労働省からも案内が出ていますので、ぜひ確認してみてください。
出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/dl/leaf.pdf)
さいごに
今回は、いま流行しているはしかについてご紹介しました。
過去に感染し免疫が付いたとしても、人によっては免疫が低下する場合もあります。
行楽シーズンで、人が集まる観光地などへ足を運ばれるかたもいらっしゃるでしょう。
どこに感染者がいるか分かりません、万全の対策をして安心しておでかけしましょう。
matsuki_takahiro
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