髪の毛のツヤがない原因とツヤの出るお手入れ方法

髪の毛がツヤがなくなる原因とは

髪の毛は、摩擦や乾燥など、肌と同じように日々多くのダメージを受けています。

自然乾燥

髪の毛がツヤがなくなる原因
自然乾燥は一歩間違うと髪や頭皮にトラブルを起こしやすいといわれています。
濡れたままの髪はキューティクルが開いて傷みやすい状態だからです。
濡れたまま寝てしまうと枕との間で摩擦がおこり、絡まったりしてむしろ髪を傷めてしまうのです。
また、カビが発生しやすくなり頭皮トラブルの原因にもり、このようなことが重なって髪のツヤがない状態が生ずるのです。
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紫外線

髪の毛は、日常の洗髪などで水分に長く触れる事によって内部タンパク質を少しずつ流出しています。
カラーリングやパーマなどをしていると通常よりも流れ出やすい状況になっているのです。同じように紫外線を浴びることでも溶けだすタンパク質の量が多くなることがわかっています。
つまり、薬剤を使用した時と同じようなダメージが紫外線を浴びることで髪に起こっているということなのです。
具体的には、髪の毛を守っているキューティクルが剥離すると毛髪１本1本の太さが均等でなくなるため、手触りが悪化したり、切れ毛が起こりやすくなります。また内部の水分が蒸発しやすくなることで、髪がパサつく原因となります。
紫外線による髪の毛へのダメージについては
「白髪や薄毛、乾燥の原因にも…紫外線ダメージのお話です」

ブラッシング

力の入れすぎは頭皮を傷めるので注意しましょう。
無理なブラッシングは逆効果です。
スピーディーにブラッシングしたり、必要以上にブラッシングすることで摩擦が生じ、切れ毛の原因になったりして髪を傷めます。

正しいブラッシング方法はこちら↓
「ブラッシングで「薄毛予防」これって本当？」

髪の毛にツヤが出るお手入れ方法

髪の毛がツヤツヤになるには、きちんとした正しいお手入れ方法が必要になります。
ここではみなさんが普段お手入れしている髪の毛のケアの仕方をご紹介します。

髪の毛にツヤがでるシャンプーの方法

シャンプーは「泡」で頭皮を洗う行為です。
原液をそのまま髪・頭皮につけて、ゴシゴシ泡立てるのはNG！
泡立つまでの間に髪の毛同士が摩擦によって傷ついてしまうおそろしい行為なのです。
洗顔は手でフワフワの泡を作ってお肌を洗いますよね。シャンプーも、手でしっかりと泡立ててから使いましょう！
泡立てたらまたマッサージするように頭皮を洗っていきます！泡が頭皮へ行き届くように、しっかり指の腹を使って頭皮を揉み、毛穴の汚れを吸い上げるようにマッサージしてください。このとき爪を立てて頭皮を傷つけたり、力を入れ過ぎないように気を付けましょう！やさしく、マッサージしていて気持ちいいなと感じるくらいがベストです！
シャンプーには「揉み出す」という語源があります。ワシャワシャと「掻き洗い」するのではなく「揉み洗い」をするのが正しいのです。

髪の毛にツヤが出るシャンプー術はこちら↓
「美髪のキホン！知っているようで知らないシャンプー術」

髪の毛にツヤが出るブラッシング

ブラッシングをすることで、「天然のヘアオイル」ともいうべき皮脂を髪に行き渡らせることができ、髪の毛にツヤが出ます。
また、マッサージ効果により血行が促進。毛乳頭が血液から栄養を吸い上げることで髪が元気になり、ハリとコシが生まれます。
つまり、薄毛予防や髪の毛をツヤツヤへと導く効果があるわけです。
ツヤのある髪の毛になるブラッシングとは↓

「ブラッシングで「薄毛予防」これって本当？」

ツヤを取り戻すオイル・トリートメント

髪のパサつきが気になるときはトリートメントでヘアパックを行うのがおすすめです。
またオイルを使ったオイルパック＆マッサージなどの際にも、蒸しタオルで髪を包み、浸透させると効果的です！（オイルパックの後はしっかり洗髪しましょう）
またオイルについては、ドライヤー前に使うのも効果的です。
ドライヤー前にオイルで毛髪をコートすることで、熱で髪が傷むことから保護してくれる役割もあるんですよ。

髪の毛にツヤを出すオイルの使い方はこちら↓
「髪のパサつき…シャンプータイムにヘアオイルの活用を」

生活習慣の見直しで髪の毛はツヤツヤに

睡眠不足になると、髪の毛にも影響があります。
本来なら眠っている間、副交感神経が優位となって血管が拡張し血液の巡りが良くなるのですが、睡眠が不足することで阻害され全身の血行不良を招きます。
血行が滞ると、他の部位と同じように頭皮にも栄養が充分に行き渡らず、強くしっかりとした髪を作れなくなってしまいます。
また食生活も需要です。
髪の毛はタンパク質からできているので、タンパク質を中心にビタミンやミネラルをしっかりと補給することが髪の毛をツヤツヤにするために必要になってきます。
具体的には
低脂質な肉や魚（タンパク質）とくにビタミンB6が豊富な鶏ささみやマグロ、カツオなどがおすすめです。
牛レバーや豚レバーからはビタミンB6に加え、ビタミンB2を摂取することができます。
また、亜鉛を摂取するためには、牡蠣や海藻類などがいいでしょう。
その他のビタミン摂取のためには、カボチャ（ビタミンE、ビタミンA）やニンジン（ビタミンA）、赤ピーマン（ビタミンC）などの緑黄力野菜に加え、ごまもビタミンC・E・Aを摂取でき亜鉛も含まれているためおすすめです。
髪の毛につやを出す食事についての詳細はこちら↓

「悩み・症状別、食品選びのポイント｜抜け毛が気になる」

まとめ

髪の毛をツヤは、元々の体質ではなく、自分で作っていくことができるものです。
食事や睡眠をはじめ、髪の毛のお手入れも今日からできることばかりです。
ツヤツヤの髪の毛になったら外に出かけるのも楽しくなりますよね。
ツヤのある髪の毛になるために日々のお手入れから始めてみてはいかがでしょうか。