肩のフケにサヨナラ!フケを予防するシャンプーのやり方
しかし、フケは男性だけに限らず女性でも出てしまいます。
なぜ、フケが出るのでしょうか。
今回は「フケが出る原因とフケを抑えるシャンプー」についてお伝えします。
フケが出る原因とは
フケは、頭皮の状態が悪化している証拠です。
頭皮が悪化する原因は、いろいろとありますが、基本的には頭皮が炎症したりして健康な地肌でないことが原因となります。
例えば頭皮の常在菌としてマラセチア菌というカビの一種が誰の頭皮にもいますが、普段は皮脂を分解することでグリセリン関連物質を作り頭皮を守る役割を担っています。
しかし、脂質の多い食事や睡眠不足、シャンプーの洗い残しなどで皮脂の過剰分泌などが起こるとマラセチア菌も増殖し、皮脂分解物である脂肪酸が多く作られ、頭皮に以下のような悪影響を与えます。
結果として
・炎症(かゆみ、ふけ)
・臭い
・頭皮環境悪化による抜け毛
上記のような症状が発生するということになります。
フケの原因についてはこちら
「梅雨時期に気を付けたい頭皮のカビとその対策」
フケを抑えるために必要な対策とは
フケが出る場合、頭皮が炎症していたりするので、炎症を抑えるためにはシャンプーの洗い残しがないようにすることが大事ですが、消炎効果のあるシャンプーなどを使うのがオススメです。
特にアロマテラピー(芳香療法)としてのミントは、さまざまな効果をもつ優秀ハーブです。
スーっとする爽快感の主成分はℓメントールという有機化合物で、古代エジプトで富豪が浴用芳香剤として使用していた記録があるほど、人間との深く長いかかわりを持っています。
鎮静・消炎・抗菌・抗炎症作用に優れるミントを使ったシャンプーは、汗をかく時期に多い頭皮ニキビや脂漏性皮膚炎の予防にもオススメです。
ただ、すでに炎症を起こしている部位には刺激が強すぎる場合がありますのでご使用は控えられてくださいね。
ミントシャンプーの作り方や使い方はこちら
「べたつく髪や頭皮の改善に!ミントシャンプーの効能・効果」
フケ予防のシャンプーのやり方とは
フケを予防していくには、シャンプーを選ぶだけではなく、やはりシャンプーのやり方そのものも正しい方法で取り組むことが必要です。
シャンプーする前にブラッシングをせずに手櫛で済ませている人はブラッシングをすることをオススメします。
ブラッシングは髪や頭皮にあるホコリやフケ、皮脂などを取り除き、毛髪環境を整える効果があります。
ブラッシングの3つの効果
①頭皮や髪についたフケやゴミなどを取り除き、絡んだ髪をほぐし、毛髪環境を整えます。
②頭皮全体を刺激することによって皮脂分泌をうながします。髪全体に皮脂を行き渡らせることができ、艶やかな髪になります。
③適度な刺激により血行がよくなり、髪に栄養が届きやすくなります。
このような効果が期待できるので、ブラッシングをすることで、「天然のヘアオイル」ともいうべき皮脂を髪に行き渡らせることができ、髪に「艶」が生まれます。
また、マッサージ効果により血行が促進。毛乳頭が血液から栄養を吸い上げることで髪が元気になり、ハリとコシが生まれます。
ブラッシングをしていない人はブラッシングを取り入れましょう。
ブラッシングの正しい方法はこちら
「ブラッシングで「薄毛予防」これって本当?」
ブラッシングはすでに取り組んでいる人たちもいると思うのですが、その後すぐにシャンプーに進んでいませんか。
ここでオイルを使った頭皮クレンジングを加えてみるとさらに頭皮の環境改善に繋がります。
ココナッツオイルやシダーウッドなどのエッセンシャルオイルなどを使った頭皮クレンジングを行うことで頭皮の乾燥を防いで頭皮がリラックスするので頭皮の環境改善につながります。
頭皮クレンジングの方法はこちら
「自宅で快適ヘッドスパ♪頭皮マッサージでアンチエイジング」
頭皮クレンジングをして頭皮のコリをほぐしてから、シャンプーになります。
ブラッシング、頭皮クレンジングを行ってホコリなどを払って、頭皮環境を整えてからようやくシャンプーです。
シャンプーには
「予洗い」
「シャンプー」(汗や整髪剤つけている場合はプレシャンプー)
「すすぎ」
このように3つのステップがあります。
「予洗い」とはシャンプーで洗う前に、お湯で髪を洗うこと。実は、髪や頭皮についたホコリや皮脂汚れの7割〜8割が、この「予洗い」で落ちると言われています。(スタイリング剤や整髪料、スプレー剤などは落としきれません)
プレシャンプーは汚れを取り除き、余分な皮脂を適度に落としてくれるので、その後に使用するシャンプーの効果を最大限に引き出してくれます。
プレシャンプーを行う場合は、汗をかいたり、整髪剤をつけている人などが行うと効果的です。
最後は「すすぎ」です。
シャンプーのすすぎ残しは、残ったシャンプーが毛穴に詰まり、頭皮の健康を損なってしまい、かゆみを感じる・フケが出るなどの症状が出ることがあり、さらに悪化すると頭皮湿疹になってしまいます。
こうした影響があるので、シャンプーの3倍の時間をかけてすすぎます。
いつものシャンプーと比べて大変かもしれませんが、フケを予防するためには正しいシャンプーのやり方が必要です。
フケを予防するためのシャンプーのやり方はこちら
「美髪のキホン!知っているようで知らないシャンプー術」
まとめ
フケが出るのは、その人が不潔だからではありません。
日々の生活などで頭皮が荒れているから起きているので、しっかりとケアすれば改善していきます。
濃い服を着て外出してもフケが気になったら楽しめませんよね。
濃い服を着て外出できるように今日からフケを予防するようなシャンプーをしてみてはいかがでしょうか。
Kiranah Life(キラナライフ)編集部
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