顔がカサカサ肌になるのはどうして?原因と対策をご紹介!

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秋と冬は気温が下がり空気が乾燥します。
肌も同じで、顔がカサカサになりやすく、秋と冬はカサカサ肌に悩まされる方が多いかと思います。
女性にとっては、顔のカサカサ肌は美容の大敵。秋が始まり冬に向けてカサカサ肌をどうにかしたいですよね。
そこで、今回は顔の「カサカサ肌」になる原因と対策をご紹介します。

顔がカサカサ肌になる原因

まずは、顔がカサカサ肌になる原因からご紹介していきます。
顔がカサカサ肌になる主な原因は、下記のように色々な原因が重なって起こります。

①栄養バランスの欠如でカサカサ肌に
②睡眠不足などの生活習慣の乱れでカサカサ肌に
③カサカサ肌は紫外線や汚染された大気などの外的要因
④ストレスによるカサカサ肌

これらの複合的な原因によって、皮脂の分泌過剰や血行不良、代謝不良などが起こり顔などがカサカサ肌になっていくのです。

肌のバリア機能が弱まることでカサカサ肌に

ここからは、肌がカサカサになるメカニズムをご紹介していきます。
肌には「バリア機能」が備わっているのをご存知でしょうか?

「バリア機能」とは、肌が本来持っている機能のことで、肌の表面(角質層)にあります。バリア機能には大きく分けて2つの役割があり、私たちの皮膚を守り肌をなめらかに柔らかく保っています。

①外的な刺激、異物の侵入を防ぐ役割

水分をはじめ、紫外線や雑菌、ホコリなど外的異物の侵入を防ぎ肌を守っています。例えば、プールやお風呂に入った時、肌から水分が侵入(浸透)しブヨブヨになることはありません。これはバリア機能により水分の侵入を防ぐ機能が働いているからです。

②肌の水分を保持する役割

体内の水分が蒸発しないように防ぎ、肌のうるおいを保っています。バリア機能が整っていればうるおいのある綺麗な肌を保つことができます。逆にいえば、バリア機能が低下すると体内の水分(肌の水分)が蒸発し乾燥がはじまり、カサカサ肌に繋がっていきます。

肌が必要以上に乾燥することで自己防衛反応が働き、皮脂分泌が過剰になります。さらに、汚れがたまり、酸化することで毛穴がつまりやすくなります。また、肌が乾燥することで紫外線や雑菌、ホコリなど外的異物の侵入がしやすくなり、アレルギーを引き起こしやすくなります。

特に、この秋・冬は湿度も低く、空気が乾燥しているため、肌のバリア機能が低下しています。バリア機能が低下した肌は、きめが乱れ、角質層がめくれることでカサカサ肌になったり、さらに悪化すると粉を吹いたようになります。

また、バリア機能が低下した肌は敏感で、少しの刺激でも過剰に反応することがあります。
例えば秋・冬、いつも使っているお化粧品が急に合わなくなったり、化粧品を変えると肌トラブルを起こしたりすることがあります。この他にも「日光アレルギー」を起こしてかぶれてしまうこともあります。これは日光に対する抵抗力が弱い時期と、肌が敏感になる時期とが重なることで起こります。

つまり、肌の「バリア機能」が低下すると、複合的な肌のトラブル因子となり、肌環境が悪化することにより肌がカサカサになります。
脚や腕の肌がカサカサになるのは人目に触れにくいですが、顔がカサカサ肌になると人目につくのでどうしても気になります。
そこで、続いては顔がカサカサ肌にならない対策をご紹介していきます!

顔がカサカサ肌にならないための対策方法

それでは、一番の肝である顔がカサカサ肌にならないための対策方法をお伝えしていきます。
顔がカサカサ肌になる原因として、下記の原因を前述しました。

①栄養バランスの欠如でカサカサ肌に
②睡眠不足などの生活習慣の乱れでカサカサ肌に
③カサカサ肌は紫外線や汚染された大気などの外的要因
④ストレスによるカサカサ肌

これらの対策をしようとすると、「食事はビタミンB群などの栄養素を〜」「紫外線対策として日焼け止めクリームを〜」と結構大変です。
そこで、毎日必ず行うとても重要なケアに対策を絞って顔のカサカサ肌対策をご紹介します。

毎日必ず行うとても重要なケアとは「洗顔」です。
洗顔は毎日朝と夜にしていると思います。
女性は男性と違い、夜は肌に負担をかけるお化粧を落とさないといけないので、洗顔はとても大切です。

そこで、顔がカサカサ肌にならないためにはどのような洗顔がいいのか?詳しくご説明していきます。

顔がカサカサ肌にならないために朝と夜の汚れの違いを知ろう

皮脂分泌が盛んな年代と違い、年齢を重ねた肌は乾燥が進んでいるため、洗顔料自体も気を付ける必要があります。
そもそも、「朝」と「夜」とでは顔の肌の汚れが違うのです。

夜は日焼け止めや、ファンデーションなど油性の肌汚れであることに対し、朝は前の夜に使ったスキンケアと自分から出た皮脂や埃などの肌汚れです。そのため、同じ洗顔では乾燥を招き、シワやタルミの原因になります。

また、乾燥は「エイジングケア」だけではなく「毛穴ケア」の敵でもあります。洗顔によって皮脂を取り過ぎたことで、肌の防衛反応が働き皮脂分泌は過剰になります。
さらに、ターンオーバーの異常を招く事で悪循環を繰り返してしまいます。「乾燥しているのに脂っぽくも感じる」これはまさにこの状態です。

乾燥を防ぐため、ぬるま湯洗顔をされる方も多いのですが、その際、小鼻の辺りが「にゅるっ!」とする事ありませんか?
実は、それが素洗いでは落とせていない汚れです。放っておくと『イチゴ鼻』になりかねません。乾燥してるのにイチゴ鼻って最悪ですよね。
イチゴ鼻『角栓』の正体は「たんぱく質」です。皮脂が酸化しただけではなく、そこに古い角質や汚れがたまる事で起こる現象です。

これらのような「朝」と「夜」とでは顔の肌の汚れが違うことを理解した上で、洗顔をしていく必要があります。

朝の洗顔を変えてカサカサ肌対策をしよう!

「朝」と「夜」とでは顔の肌の汚れが違うことがわかりました。
次は、肌タイプに合わせた洗顔方法をご紹介していきます。

顔のカサカサ肌対策として、まずは肌のタイプに合わせて「朝の洗顔」を変えてみましょう。
肌のタイプに合わせてカサカサ肌対策をご紹介しますので、肌タイプに合う対策をご覧ください!!

<オイリー肌・普通肌の方>

酵素洗顔でカサカサ肌対策
角質ケアもできるのでスベスベになり、透明感のある肌になります。

もちろん、洗顔後のケアは素早く行いましょう。

<普通肌・乾燥肌の方>

普通肌・乾燥肌タイプの方には、3種類の洗顔法をご紹介します。
①朝のクレンジングでカサカサ肌対策
肌洗顔の代わりクレンジングを使います。
できれば、ジェルタイプのクレンジングがおすすめです。オイルクレンジングは洗い残しや、皮脂を取りすぎるといった心配もあるからです。W洗顔はせずに、よく洗い流します。慣れないうちは不安になると思いますが、1週間もすれば、肌に変化が感じられます。

②朝の拭き取りローションでカサカサ肌対策
肌洗顔の代わりに拭き取りローションをつかいます。方法はコットンにふき取りローションを含ませて肌の汚れをふき取るだけ。
初めは、顔を洗わなことに不安を感じましたが、試してみるととてもよかったのでご紹介します。
朝の忙しい時間に、髪も濡れない、ターバンの後もつかない、角質ケアもできブースター効果もあるのでこの後使うアイテムの肌への浸透性がグーンとUPします。
簡単で、さらに肌が潤うので、ぜひお試しください。
やっぱり顔を洗いたいという方は、ぬるま湯洗顔後にお試しください。

③弱酸性水で洗ってカサカサ肌対策
弱酸性水で洗う肌タイプは、とくに肌の乾燥が激しい方におすすめです。浄水器で弱酸性のお水が出るタイプをご利用の方は、このお水を使って肌洗顔するのもよいでしょう。化粧水の多くは弱酸性ですから、まるで「化粧水で洗顔している感じ」といったところでしょうか。
もちろん、あくまでも「お水」ですから洗顔後は素早く肌のケアをしましょう。

以上が、肌タイプ別の朝洗顔でカサカサ肌を対策する方法になります。
少し長くなったので、肌タイプ別のカサカサ肌対策を簡単に下記にまとめましたので再度確認ください。

●「朝」と「夜」とでは肌の汚れが違うので洗顔は分けましょう!
間違った肌ケアを続けると肌の乾燥が進み、「シワやタルミ」だけではなく「イチゴ鼻(角栓)」の原因に!
●<オイリー肌・普通肌の方>
酵素洗顔がおすすめ
●<普通肌・乾燥肌の方>
次の3種類の洗顔法をおすすめ
①朝のクレンジング
②朝の拭き取りローション
③弱酸性水で洗う

肌タイプ別に、カサカサ肌を朝の洗顔で対策する方法をご紹介しました。
洗顔の大切さをご理解いただけましたか?

どんなに高級なスキンケア化粧品を使って顔の肌ケアをしても、洗顔によって大切なものまで洗い流していたのでは元も子もありません。
肌のタイプや季節に合わせて洗顔方法を変えてみることをおすすめします。そして、洗顔後はすぐに保湿をしましょう。

カサカサ肌にならないためにも洗顔後の大切なケア


洗顔後は、肌の水分を保つ働きをするNMF(天然保湿因子)が流れ出すため、乾燥が進みます。いかに素早く保湿をするかがカサカサ肌を防ぐ重要なポイントとなります。
とくに、お風呂上りの顔の肌は要注意!
肌の温度も高く、湿度が一気に下がるので最も肌が乾燥しやすい時間帯です。素早く肌のケアをしましょう。

また、肌のカサカサが激しく化粧のノリが悪い方は、朝の歯磨きの時間や、髪をセットする時間などの隙間時間を利用して「ローションパック」をすると化粧のノリがよくなります。

ちなみに、肌のカサカサで肌にツヤがない方は、夜のオイルパックがおすすめです!
まずは美容オイルを肌にたっぷりつけて軽くマッサージをします。その後、ラップお顔を覆います。(もちろん、息ができるようにしてくださいね)その上に、蒸しタオルを乗せて30秒。あとはやさしくふき取り、いつもの肌ケアをすると顔の肌にツヤが戻ります。

この季節はいつものスキンケアに美容液をプラスしたり、夜は軽めのクリームでふたをするなど、肌の状態に合わせてケアしましょう!

カサカサ肌のもう一つの原因ストレス解消法について

カサカサ肌になる原因の一つとして、ストレスも挙げました。
ストレスは肌にも影響があり、カサカサ肌になる原因にもなります。

そのため、ストレス解消は肌にもいいと言われていますが、これはストレスにより崩れたホルモンバランスを整えるからです。
ホルモンバランスが崩れると肌や髪の毛にも影響が出るので、適度なストレス解消がとても肌にも大事になってきます。

ヨガやウォーキングなど簡単にできるストレス解消法を取り入れてストレスレスな生活を心がけてみるのもオススメします。
ウォーキングもストレス解消法の一つですので、カサカサ肌対策としてぜひお試しください。

詳しくはこちら⇒「体を動かし、心を癒す。森林浴・ウォーキングのススメ」

 

さいごに

いかがでしたか?
今回は、顔のカサカサ肌の原因と対策についてご紹介しました。
当然のことながら、顔のカサカサ肌対策はスキンケアだけでなく、食事面や睡眠をしっかりとることや紫外線対策なども併わせて行っていく必要があります。
今回ご紹介した顔のカサカサ肌対策は、他のカサカサ肌対策と併わせてぜひご活用ください!

カサカサ肌の関連記事もありますのでご覧ください。
「春のスキンケア「カサカサ肌&吹き出物」対処法」
https://www.kiranah-life.jp/cosme/3495

「肌が乾燥する原因と対策について|肌の乾燥対策」
https://www.kiranah-life.jp/beauty/7021

「肌荒れの原因と対策について|カサカサ(ガサガサ)肌の女性におすすめ」
https://www.kiranah-life.jp/beauty/6618

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Kiranah Life(キラナライフ)編集部

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