ハーブティーを飲んでくつろぐ。青いハーブティー
みなさんは、普段ハーブティーは召し上がりますか?日本茶に緑茶、玄米茶、麦茶などお茶の種類が異なると色が変わるように、ハーブティーの色もいろいろあります。今日はその中でも青いハーブティーについてお話しますね。
目次
- 青いハーブティーの正体と色の変化
- 青いハーブティーは何によいのか
- まとめ
青いハーブティーの正体と色の変化
青いハーブティーには2種類あります。1種類はブルーマロウ、日本名をウスベニアオイと言います。もう1種類はバタフライピー(チョウマメ)です。ここではブルーマロウについてお話します。
このブルーマロウ、花と葉の部分を茶葉として用いますが、青い色を出すのは主に花の部分。お湯を注ぐと鮮やかな青色が出ます。ちなみにこのブルーマロウのハーブティーは時間が経つと青色から紫色に変わります。
ところでなぜ、青色なのか?ブルーマロウに含まれれている色素の「アントシアニン」によるものです。ハーブティーが「酸性」の状態か「アルカリ性」の状態かによって、「アントシアニン」の色が変化するのです。例えば、お店でブルーマロウを注文すると、レモンが添えられていることがあります。このレモンを絞ると色の変化が生じます。青色から桃色に変わるのです。つまり、ブルーマロウのハーブティーを入れてから少し時間をおいてレモンを絞ると、青色⇒紫色⇒桃色の3種類の色の変化を楽しめます。
青いハーブティーは何によいのか
ではブルーマロウのハーブティーは何によいのでしょうか?青色なので、色彩的に見ると気持ちを落ち着けたり、清涼感を感じさせると言われます。それ以外にもブルーマロウ自体が、胃腸などの消化器の粘膜の保護をサポートし、胃炎などの症状緩和や、咳で喉がイガイガする場合など呼吸器系の調子を整えることを助けると言われます。梅雨時で湿気が多い時期ですが、冷房等で空気が乾燥することもあります。乾燥等が原因で呼吸器系の調子がよくない時に飲んでみるのもいいかもしれません。
まとめ
なかなか、晴れ間の見えないこの時期。ブルーマロウのハーブティーの鮮やかな青色に目を留めつつ飲んで気分転換したり、冷房等による乾燥で喉の調子がよくないときは、喉を潤すのにハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか。
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