省エネで暑さを乗り切る。夏の設えを工夫して五感に訴える
地域によっては体温よりも暑い日が記録されたりと暑い日が続いています。かといって冷房の温度を下げすぎると不調の原因にも繋がりますし、何よりもお財布への影響も大きいことでしょう。暑さや寒さを感じる温度には、温度計で表示される、「実際の温度」の他に、感覚的な「体感温度」もあります。この「体感温度」、同じ温度でも五感に受ける刺激によっては、感じ方が異なる場合があります。例えば、目に入ってくる景色によっては温度の感じ方が変わるなどです。今日はこの五感への刺激のうち、視覚、触覚、聴覚に影響を与える設え(しつらえ)を工夫することで夏の暑さを乗り切る方法についてお話しますね。
目次
- 視覚:色や空間の使い方を工夫する
- 視覚:心地の良い素材を選ぶ
- 聴覚:音を効果的に使う
- まとめ
視覚:色や空間の使い方を工夫する
白いシャツを着た人と黒いシャツを着た人が同じ部屋にいます。どちらの方が暑そうに見えるでしょうか?二人とも同じ部屋にいるので温度に差はありません。しかし、どちらか一方が暑そうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。このように色の違いによって人が受ける印象は異なります。一般的には寒色と言われる青色や緑色の方が、暖色と言われる赤色やオレンジ色よりも涼しく感じます。また薄い色の方が、濃い色よりも涼しそうな印象を与えます。この特徴を活かして、部屋のカーテンやベットカバーや布団などの色を変えてみてはいかがでしょうか。
また部屋の中に色々なものが置かれている状態よりも、部屋に置かれているものが少ない状態の方がすっきりとして涼しそうに見えます。まずは部屋を片付けてみましょう。どうしても部屋の中に物を置かざる得ない場合は、目線よりも低い位置にものを置くように心がけてみてください。
触覚:心地の良い素材を選ぶ
夏の寝具やパジャマなどの部屋着はどのような素材のものを選んでいますか?好みは人によってそれぞれかと思いますが、一般的にはリネン等の麻素材が汗をかきやすい時期には良いと言われています。麻素材の特徴には、通気性がよい、吸水・吸湿性に優れている、熱を逃がしやすい、肌に張り付きにくいことが挙げられます。もしも身体に触れてみて、違和感を感じないようでしたら、選んでみてはいかがでしょうか。麻素材以外でも体に触れて心地よいと感じる素材を選ぶと、暑さで寝苦しい夜が幾分過ごしやすくなるかもしれません。
聴覚:音を効果的に使う
夏の風物詩の一つに、風鈴があります。風鈴の音色を聞くと涼しげに感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、せせらぎなどの水の流れる音を聞くと涼しさを感じるかもしれません。「涼しい」と感じる音があれば、その音を生活に取り入れることで、涼しさを感じながら過ごすのもよいかもしれません。
まとめ
日々の生活の中で少し工夫してみることで、涼しさを感じることは色々とあります。これまでお話しした中で、気になることや簡単にできそうだなと感じたことがあれば、ぜひ試してみてください。体感温度が下がるかもしれないですし、何よりも日々の暮らしが楽しくなるかもしれません。
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