糖質が気になる方の日本酒の選び方
だんだんと気温も上がり、仕事終わりのビールがおいしい季節になってきました。
私は、ここ数年日本酒にはまっていて、色んな日本酒を入手しては飲んでいます。
ビールや日本酒を飲むときに気になるのが糖質ですよね。これらは飲むと太りやすいというイメージがあります。
最近では、糖質オフのビールも多く出回っていますが、日本酒を飲みたいときにはどうすればよいのでしょうか。
基本的な日本酒の情報とともにお話します。
目次
- 日本酒はどのようにして作られるのか
- 糖質が気になる方の日本酒の選び方
- さいごに
日本酒はどのようにして作られるのか
日本酒は米を原料として、米の中のデンプンを麹菌で糖化して、できた糖を酵母でアルコール発酵させ作ります。
デンプンとは、ブドウ糖がたくさん繋がってできているもので、麹菌により糖化を行い、ブドウ糖の状態にブチブチと切断します。
このブドウ糖が酵母の餌となりアルコール発酵が進みます。
日本酒を作る際は、この糖化とアルコール発酵が同時に行われるという製法で作られており、そのためアルコール度も20度以上と高く出来上がるそうです。
(これを加水処理することで、一般に出回っている飲みやすい度数15度前後の日本酒になります。)
日本酒には、吟醸酒や大吟醸酒などの違いがありますが、これは米の精米具合による違いです。
普段我々が食べる精米は、90%ほどの精米歩合(つまり10%削った状態)ですが、これが70%以下になると本醸造酒、60%以下になると吟醸酒、50%以下になると大吟醸酒となります。
米の半分しか使わないとあって高価になるのも頷けますね。
ちなみに、純米と頭についたものはアルコールを添加していないものです。
糖質が気になる方の日本酒の選び方
日本酒は、糖化させることでブドウ糖を多く含みます。
ビール程量を飲むことはないでしょうが、糖質の濃度が高いため、飲みすぎると糖質の過剰摂取となります。
それでも日本酒を飲みたい方におすすめなのが、辛口の日本酒です。
日本酒には日本酒度というものがあり、これがマイナス(-)に行くほど甘口になります。
反対にプラス(+)にいくほど糖質の量も少なくなり辛口になります。
日本酒度の基準は以下の様になっています。
日本酒度はその年の米の出来具合や醸造の出来具合によって変わることもあります。
それも日本酒好きには楽しめるポイントではありますよね。
それでも大幅に変わることはありませんので、日本酒選びの参考にされてください。
さいごに
今回は、糖質が気になる方の目線で考える日本酒の選び方をご紹介しました。
辛口の日本酒の方が糖質が少ないことをお分かりいただけたかと思います。
とはいえ、味の好みもありますので甘口好む方は特に飲みすぎに注意しながら楽しんでください。
matsuki_takahiro
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