なぜ神秘!最高峰の香粧品サプリ素材・プラセンタエキス

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プラセンタエキスで社会貢献を考えているキラナライフの山川です。

プラセンタエキスをご存知の女性は多いと思います。しかし、プラセンタエキスは主成分たるものが明確でないために、「一体何がどういいの?」「本当に効くの?」、と疑念を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。本稿で女性にとっていい感じの生理活性が得られる可能性を酌んでいただき、プラセンタエキス配合の化粧品にさらに興味を持っていただいて効果を実感いただき、美と若さの保持につなげていただければ幸いに存じます。

目次

  1. 五臓六腑にカウントされない神秘の臓器
  2. 胎児に必要な栄養のたまり場
  3. 胎盤に含まれる主な成分(NMS,増殖因子,ホルモン)
  4. ペプチド型ホルモンの意義
  5. なぜ最高峰の香粧品サプリ素材?
  6. プラセンタの品質には留意が必要

1.五臓六腑にカウントされない神秘の臓器

プラセンタ(胎盤)は呼吸、胎児への栄養物供給、胎児からの排泄、母体-胎児間内分泌物質交換、胎盤内代謝、たんぱく質合成、ホルモン産生、免疫等胎児の成長と生命維持にかかわる大切な役割を担う臓器にもかかわらず、五臓六腑にはカウントされません。着床後に胎児を育てるだけのために形成され出産後に体外へ排出される神秘に包まれた臓器なのです。

 2.胎児に必要な栄養の溜まり場

図1のように胎児と母体は胎盤と臍帯で繋がっています。母体は子宮動脈を通じて絨毛間腔と繋がっており、血液を絨毛間腔に噴流して胎児の成長に必要な栄養や酸素等を送りこんでいます。しかし、胎児の血管と繋がる臍静脈、臍動脈は絨毛組織により絨毛間腔とは隔離された状態になっています。したがって、絨毛間腔では、ホルモンやサイトカインの産生・分泌も行われ、胎児に必要な成分の溜まり場となっております。つまり、母体と胎児は血管では繋がっておらず、胎児には絨毛組織表面の絨毛突起にはりめぐらされた臍動脈、臍静脈からのびた毛細血管より絨毛間腔の栄養が送られています。

  3.胎盤に含まれる主な成分

1) NMF(Natural Moisturizing Factor:天然保湿因子)

プラセンタエキスには、アミノ酸、ミネラル、ヒアルロン酸やコラーゲンも含まれています。これらの成分はNMFとしてもはたらきます。NMFは、水分を肌に取り込み、留めるはたらきがありますので吸湿性、保湿性に優れます。肌に塗布すると、うるおい感の持続を感じます。

2) 細胞増殖に必要な成分及び細胞増殖因子

胎盤には10箇月かけて胎児を赤ちゃんにまで成長させるほどの多様な細胞の構成成分があります。また、EGFやFGFといった皮膚細胞のサイトカインも含まれているといわれております。

3)ホルモン

プラセンタには女性ホルモンが含まれていることはよく知られていますが、化粧品用のプラセンタエキスや健康食品用の原料規格ではエストラジオールやプロゲステロンなどが検出されてはいけないこととなっており、天然女性ホルモンの代表格であるステロイド型の両者は市販のプラセンタエキスには含有されていません。しかし、ホルモンの定義は体内の特定の部分で分泌され、血管などで運搬された後、別の細胞で効力を示すものとされていますので、何もステロイド型である必要はなく、別の例としてペプチド型のホルモンがあり、プラセンタエキスにはこれが含まれると考えており、プラセンタエキスのもっとも大切な成分の一つであると考えています。

 4.ペプチド型ホルモンの意義

1) ペプチドとは

いくつか(2つ以上)のアミノ酸が連なったものをペプチドと呼びます。いくつまでという定義はありませんが、アミノ酸が連なる量が多くなるとたんぱく質と呼ばれるようになります。ペプチドもたんぱく質も体内で合成される方法は同じで、遺伝子DNAを元に合成されます。2重らせん構造の遺伝子DNAは細胞核内で蛋白(ペプチドも含む)合成の際にらせんがほどけて遺伝子DNAが複写(生化学的には転写という)されたmRNAが合成されます。mRNAは細胞核外に出て、リボゾームというタンパク質合成酵素によりmRNAの情報通りにアミノ酸を連ねていって蛋白質を合成(「翻訳」といいます)します。ペプチド型ホルモンも同様に体内で合成されると考えられます。

2)ペプチド型女性ホルモンの意義

アミノ酸配列が既知のペプチド型ホルモンの例として、オキシトシンが挙げられ、その配列は以下のとおりです。

(Cys-Tyr-Ile-Gln-Asn-Cys-Pro-Leu-Gly)

Cys:システイン、Tyr:チロシン、Ile:イソロイシン、Gln:グルタミン、Asn:アスパラギン、Pro:プロリン、Leu:ロイシン、Gly:グリシン

オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれ、この若干9つのアミノ酸配列がストレスを緩和し幸せな気分をもたらします。

成長ホルモン放出ホルモン、メラニン細胞刺激ホルモン、インシュリンなどもペプチドホルモンであり、体内には数えきれないほどの種類がありますが、それらの血中濃度は10-9~10-12Mと非常に低濃度です。少量ながらも抜群な生理活性を示します。多様のホルモンの多様な活性のおかげで、未熟な臓器であっても胎児が生命を育むことが可能になっていると考えています。

 5.なぜ最高峰の香粧品サプリ素材?

1)効果を実感

機能性素材は、市場にぱっと現れてぱっと消えてしまうものが非常に多いのですが、プラセンタは古来より漢方で使用されております。現代においても化粧品やサプリに配合される粧剤としてロングランであり、いまだにその人気は根強く続いていることが、この素材が実感に優れている裏付けとなります。プラセンタエキスが配合された化粧品を使用した人、サプリを飲んだ人の多くは、「シミが消えた」、「肌荒れがなくなった」、「髪に腰が出た」、「更年期症状が改善した」等を実感されています。

2)安全、安心

プラセンタエキスによる化粧品・健康食品の副作用についてはほとんど報告されていません。安心して肌への塗布や経口摂取ができるものであります。

3)有効成分は多様なペプチド型ホルモン?

よく知られる機能性天然素材に、甘草抽出液、大豆エキスなどがあります。それぞれ、グリチルリチン酸が抗炎症として働く、イソフラボンに女性ホルモン様作用があるとそれらの主成分とともに広く認識されています。ところが、プラセンタエキスには主成分たるものがありません。にもかかわらず効果が実感できるのはなぜでしょうか。豊富な栄養による栄養補助も1因とも考えられますが、主因は多様なペプチド型ホルモンの存在であると考えています。ホルモンは少量で抜群の生理活性をもたらし、胎盤にはそのようなホルモンが天然の配合で含有されていますので、若かりし頃の生理的作用が偏りなく発揮され、30歳を過ぎたあたりの女性に共鳴するのではないでしょうか。プラセンタエキスの神秘的で最高峰の素材たる所以がここにあると考えております。

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山川雅之

GENPRESS 品質保証・責任技術者 日本毛髪科学協会 毛髪診断士
■公益社団法人 日本毛髪科学協会 毛髪診断士 ■公益社団法人 日本毛髪科学協会認定講師 ■趣味:無趣味で楽をすることが好きです。例えば、野球より和牛をバスケよりビスケを、バレーよりレバーをサッカーよりサッカロースを好みます。おかげでメタボに片足を突っ込んでいます。それが原因ではないと考えているのですが、アラフォー以降の年々の尿酸値の高まりに最近になって危機感を覚え、独自の改善方法を編み出すことを趣味代わりにしております。

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