知らなきゃ損!?傷んだ髪をケアするトリートメントの正しい使い方
正しい使い方でトリートメントを活用して、傷んだ髪を本格的にケアしていきましょう!
髪が傷むのはどうして?トリートメントが必要になるまで
髪が傷む理由は様々ですが、物理的にはシャンプー、コーミング、ブラッシング等の行為によって、化学的には太陽による紫外線、プールの塩素、海水浴での海水による塩分やpH、ドライヤーの熱、毛染め、パーマ等により、毛髪は以下のようなダメージを受けます。
- 18-MEAの欠損
- キューティクルの剥がれ
- 空洞化(油分の損失、たんぱく質の変質等による)
こうしたダメージを受けた髪は、トリートメントを使ってしっかりとお手入れする必要があります。では、なぜ傷んだ髪にはトリートメントが効果的なのでしょうか?
傷んだ髪にトリートメントが効果的なのはなぜ?|トリートメントの役割とは
・ダメージを受けないようにする。(物理的損傷の回避)
物理的な損傷は摩擦によるものがほとんどです。摩擦によりキューティクルや18-MEAが剥がれます。摩擦を回避するためにトリートメントは、カチオン界面活性剤による18-MEA機能とおなじ機能の回復と、油分による毛髪表面コーティングをします。
・ダメージを補修する。(空洞化箇所の充満)
空洞化が広がれば、毛髪の力学的強さと光沢に大きな影響を与えます。コルテックスやメデュラの空洞の充満は毛髪の強度を強くします。また、空洞による乱反射が少なくなり髪の艶が良くなります。
▼自分の髪に合ったトリートメントの選び方はこちらからどうぞ!
いいトリートメントの条件。裏面表示で選ぶ時の参考に!
傷み髪の方必見!知っておきたいトリートメントの正しい使い方
トリートメントの役割は、髪の表面を美しくなめらかに整え、髪内部に栄養を与えることです。パサつきやエイジングが気になる方はシャンプーのたびにトリートメントをするのがオススメです!髪も頭皮も健康で悩みのない方はコンディショナーをベースに、1週間に1〜2回の頻度でトリートメントを使用すると良いでしょう。
使い方1 トリートメント前は、しっかりと髪の水分オフを!
トリートメントの塗布前に髪の水分をきちんと切ることで、トリートメントの効果を最大限に引き出すことができます!
シャンプーをすすいだ後、髪を絞るようにして水分を切ります。髪が短い方は、乾いたタオルで軽く水分を拭き取りましょう。
使い方2 髪の毛先ケアは、キュッと握ってトリートメントの浸透力UP
トリートメントを髪全体に塗布した後、傷みやすい中間から毛先にかけて手で軽く握るようにして浸透させます。
トリートメントの成分は、主に傷ついたキューティクルやタンパク質が流れ出てしまった髪にアプローチし、補修するものです。原則として、頭皮(根元)を避けて、髪に塗布しましょう。髪をいくつかの毛束に分けて、手のひらで握るようにしてトリートメントを浸透させていきます。
〈ここでワンランクUP術♪〉コーミング
浸透率をUPさせるポイントが“コーミング”です!目の粗いブラシで髪の中間あたりから毛先を丁寧にとかしてあげてください♪
使い方3 頭頂部もトリートメントをはさみこんで、やさしくケアして
常に外気にさらされる頭頂部の毛は傷みやすいポイントです!両手で髪をはさむようにして、しっかりとトリートメントを浸透させましょう。
使い方4 髪にトリートメントを塗布後、3〜5分ほど時間をおくことが大切!
多くのトリートメントは、つけて少し時間をおくことで効果が最大限に出ます。髪にトリートメントをしている間にカラダを洗ったり、湯船に浸かったりして時間をおきましょう!
使い方5 すすぎはしっかりと、髪にトリートメントが残らないように!
最後にトリートメントのすすぎが十分でないと、髪のベタつきや毛穴づまりの原因になってしまいます。髪の根元から毛先方向に向かってシャワーを流し、しっかりと塗布したトリートメントをすすぎましょう。
〈ドライ後のワンランクUP術♪〉頭皮に潤いを与えるスペシャルケア
頭皮ケアのアイテムとして、頭皮に潤いを与える頭皮用の美容液やスカルプエッセンスを取り入れるのもおすすめです。
実は多くの女性の頭皮は乾燥気味であると言われています。洗顔後に化粧水を塗るような感覚で、頭皮にも潤いを与えてあげる必要があります。頭皮用の美容液で保湿して水分代謝や血行を促進し、頭皮をふっくらさせていくことで美髪の土台となる健康な毛母細胞や毛穴を作ることができます。
このキラナライフを運営している私たちジェンプレスも、プラセンタをたっぷり配合した「天使のおまもりスカルプ美容液」を販売しています!
▼もっと髪のケア方法について知りたい方は、こちらからどうぞ!
サラサラ髪には秘密あり!髪の毛サラサラ女子のための傷まないヘアケア
合わせて知っておきたい!トリートメントの使い方ポイント
トリートメントは髪のどの部分につけるのが正しい使い方?
トリートメントは、毛先からその少し上位までにつけるようにしましょう。
シャンプーのように髪の毛穴から毛先までトリートメントをつけてしまうと、本来の油分バランスが崩れてしまい、ベタベタな髪になってしまいます。
どれくらいの量のトリートメントを髪に塗布すればいい?
用量を守って使用するのも大事なことです!トリートメントは髪にただたくさんつければ良い、というものではありません。反対に、つけなさすぎはトリートメントの補修力を下げてしまいます。トリートメントの量も正しい使い方に関係しているんですね。適切な容量で髪をケアしましょう!
まとめ
トリートメントは、ダメージを受けて傷んだ髪をケアする方法の1つです。今回ご紹介した正しいトリートメントの使い方を実践し、傷んだ髪にハリ・ツヤを取り戻してみてはいかがでしょうか♪
そして本来ならば、髪を傷めないことが大事ですよね!
普段のヘアケア方法は、以下のリンクからどうぞ♪
滝沢 きり
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